ショウカンタケ 445m
将冠岳山頂【2008. 3. 4(火)】
佐世保の縦走路 | |
日程 | 2008. 3. 4(火) |
山名 | 将冠岳(ショウカンタケ) |
標高 | 1302m |
地形図(1/25000) | 佐世保北 (ウオッ地図について) |
GPSデーター | カシミールのGPSデーター |
主催 | 末永 |
参加者 | 末永 |
佐世保 発 | 9:00 |
入山時刻 | 9:43 |
下山時刻 | 15:48 |
山行所要時間 | 6時間 |
温泉 | なし |
佐世保 着 | 16:00 |
所要時間 | 7時間 |
登山が趣味の佐世保市民でありながら、弓張岳〜将冠岳の縦走路を今回初めて歩きました。この縦走は、何年も前から地図だけながめていましたが、今回やっと縦走することができました。今回は、弓張岳まで車で行って、吉岡町までの往復を縦走しました。
なじめて縦走した感想です。
○ 想像していた以上に多くの人が歩いている。
○ ほとんど、未舗装の登山道を歩くことができる。
○ 個人や山岳会などが設置した案内板が豊富。
○ 展望抜群。
○ 縦走路の近くの前岳に要塞跡地があった。
○ 市民に気軽なハイキングとして歩いてもらうためには、もうすこし整備が必要。(そう投資は、必要ない。)
西海国立公園は、昭和30年3月16日に国立公園に指定されました。
国立公園について
弓張展望台
今でも斬新なデザイン!弓張岳展望所
弓張岳展望所は、とても特徴のある構造物です。設計は、シェル・空間構造の研究と設計において多大な業績を残された坪井善勝元東京大学名誉教授です。
弓張岳からの佐世保港
佐世保港は、港内の水域の約83%が日米地位協定に基づく、米軍への「提供水域」として米軍により管理され、日本の船が航行する場合にはいろんな規制や制限が課せられているそうです。知ってました?佐世保出身なのに40年以上も知りませんでした。あ〜恥ずかしい。
公園に続く歩道
弓張岳から但馬岳までは、公園も整備されているので、その間の歩道はとても整備されています。
弓張岳砲台跡
犬の立入禁止看板
なぜか、犬の立入禁止看板。ここを入らなければ、車道を歩くことになります。
今回歩いたコースでは、この部分が一番問題と感じました。この案内板は、不要な気がします。犬の飼い主の方、糞の始末よろしくお願いします。
ちょっと藪っています
案内板から先は、こんな感じです。山慣れていない人は、少し歩きにくいかも。もうすこし、明るくなるように藪を払っていただければと思いました。
アオキ
但馬岳の公園
公園から登山道へ
九州自然遊歩道の案内板
車道に九州自然遊歩道の案内板がありますが、九州自然遊歩道のルート図を持たないので、どこにどのようなルートが存在するか分かりません。たしか、西日本新聞社が上下巻でガイドブックを出していたような気がします。
これ行政設置の案内板?
但馬神社の鳥居
鳥居からの登山道
但馬神社
1月に行事ごとあったようです。
これ何だ?
一旦、車道に
将冠岳へ
立派な案内板
もうすぐ将冠岳山頂
将冠岳山頂
立派な案内板の設置ご苦労様です。本当に立派な道標です。
大切にしましょう三角点。○等三角点の文字は、原則として南側にあるようですが、一部例外もあるようです。なぜこのような事で例外ができるのでしょうか。不思議です。
ちなみに、私は、例外の三角点を見たことがありません。
1〜2人用ツェルト
ツェルトと言えば。
購入 ⇒ 山行持参 ⇒ 全く使わない ⇒ 持参しなくなる ⇒ いざと言う時になかった。
このようなパターンにならないように、普段から使用するようにしています。といっても、冬場の山行の昼食時ぐらいですが、ツェルトは、購入してから細引きをつけるなど加工しなければ、使いにくいものです。上記のツェルトは、下部の四隅にゴムひもと上部の2箇所に細引きをつけています。
ツェルトを張る場合は、写真のようにツェルトの上部に補助ロープを張って、ロープに細引きで固定します。この張り方の利点は、補助ロープとツェルトの間に空間ができることです。補助ロープの上にブルーシートでもかぶせれば、テント本体とフライシートの間に空間があるのと同じ効果があります。つまり、空間が少しでも結露を防いで切れます。
でも、その効果に過度の期待は、できません。ツェルトの結露は、はっきりいってすごいです。しかし、そのために、多少の雨でもやり過ごすことができますから。
あくまで多少の雨だけですよ。結露しにくいツェルトもあるようですけど、逆に雨に弱いですからね。なんでも一長一短です。人間も同じですね。
将冠岳から吉岡町へ
将冠岳山頂は、岩場になっており、以前は岩登りをしている人もいたらしいが、現在はどうなのでしょうか?
将冠岳の岩壁
この岩壁は、瀬戸越からみると崩壊地のように見えます。
将冠岳からの国見山方面の眺め
将冠岳は、とても眺めが良いよいところで、九十九島や五島列島も望むことができます。
立派な標識
吉岡町に通づる登山道は、立派な標識のおかげで迷わず歩くことができます。
ぬた場
鹿やイノシシが、体についたダニやノミを取り除いたりするために、泥浴びをする場所『ぬた場』といいますが、このぬた場は、たぶんイノシシのものだと思います。
この日も、前岳で真っ黒な三頭のイノシシを見ました。
中吉越
吉岡町には、中吉越から急に方角が変わりますので、注意が必要です。しかし、ご覧の標識のおかげで、道迷いする心配はありません。
ここには、水道管のようなパイプがつながっていました。
神社
吉岡町へ続く道路の手前に神社がありました。神社の名前を確認するのを忘れてしまいました。
いったん、吉岡町に下山してから、将冠岳の前衛峰の前岳を目指しました。前岳には、登山道がありませんので、農作業用の道から、コンパス便りに藪の中に分け入りました。
獣道らしいものがあったので、なるべく尾根沿いに歩きながら、前岳を目指します。
この樹木の名前何でしたかね?
前岳山頂には、要塞跡地がありました。後から調べたところ、佐世保要塞【前岳堡塁】だということが分かりました。
堡塁(ほうるい):要塞にとっての背面方向である陸地側を向いて、敵上陸部隊を砲撃目標とする。
要塞については、『ようこそ要塞探訪へ』を確認ください。
当時の痕跡は、きれいに清掃されていて全く残っていない。
マムシ?
マムシ? マムシが多いのでしょうか? 蛇は嫌いです。
将冠岳
立派な案内板
猫
弓張岳に住んでいるのでしょうか? 餌もらえるのかな。