八郎岳590mから香焼町を望む

期間 : 平成16年9月4日(土) 〜 5日(日)
              CL : 末永
              SL : 栗山
         末継

   長崎朝霧山の会山行として、テント泊縦走の未経験者が気軽に参加できるように日帰りで十分に消化できるようなコースをあえて1泊2日のテント泊縦走で山行地域も長崎県内に限定して企画した。第1回目の参加者は3名のみと寂しいものとなったが、私自身が長崎の山をあまり登ったことがないのでとりあえず当初予定した4回の山行は実施したい。

お知らせ

 長崎市内の身近な山でも日帰りではなく、テント泊縦走で歩くとなるとこれまでとは違った山の楽しみもあるので、ぜひ未経験者の会員の方は参加をお願いします。共同装備は、歩荷訓練も兼ねチーフリーダー及びサブリーダーが担ぎますので、基本的に個人装備(シュラフ・個人用マット及び食器等)のみ持参すればかまいません。  

 

9月4日(土)

三和中学校発 13:20 ⇒ 寺岳452m 14:30 ⇒ 乙女峠 16:08 ⇒ 小八郎岳564m 16:45 ⇒ 幕営地(小八郎岳と八郎岳の中間地点) 17:00

 12時にランタンで末継さんと待ち合わせ、自家用車で南長崎へ向う。栗山さんと合流して、車を下山地である新戸町に駐車してタクシーで為石へ向う。三和中学校前で下車して、寺岳へ。

 寺岳は、八郎山系の最南端に位置する452mの山だ。この日は、湿度が高く汗だくで登ることとなった。

寺岳への案内板は多い

寺岳からの野母崎半島方面への展望

テント泊初体験の末継さん(左)と100泊目?の栗山さん

佐敷岳502m

 佐敷岳山頂から北へ5mで松尾岳経由で西へ下る尾根道がある。この道を行くと平山町へおりることができる。

乙女峠

 正式な名称ではないのかもしれないが、地元の人は『乙女峠』と呼んでいる。昔、この峠でうるわかき乙女たちとの逢引きでもあったのだろうか。

 乙女峠からしばらく林道を歩き、途中からは小八郎岳へ登るが、藪が多く歩くだけでも大変だった。

  長崎市内の最高峰である八郎岳にテントを張ろうと急ぐが、天気も下り坂となったので小八郎岳と八郎岳の中間地点の林道に幕営した。標高も低く1泊2日のテント泊であったので、ガソリンストーブ(ピーク1)で米からご飯を炊いた。久しぶりの飯炊きであったが思いのほかうまく炊けて満足。夕食は、カレーに末継さん持参のソーメンまで加わりごちそうとなった。やはり、米はジフィーズより炊いたご飯がおいしい。

5日(日)

幕営地(小八郎岳と八郎岳の中間地点)発 5:40 ⇒ 八郎岳590m 6:00 ⇒ 戸町岳427m 8:14 ⇒ 新戸町着 9:15

  昨日が夕方から雨となり、5日も天気が良くないようなので、早朝に出発して早めに切り上げることにした。そのため起床時刻は、アルプス縦走並みの3:45。
パスタとスープそれから末継さん持参のおにぎりで朝食を済ませる。昨晩のソーメンと今朝のおにぎり、どうりでザックが大きいはずだ。末継さんご馳走様でした。

 5:40出発。雨が降ってなくて良かった。雨の日のテント撤収は実にいやなものだ。20分ほどで八郎岳着。

 八郎岳からの360度展望。

八郎山系の案内板

 兜岳と熊が峰は、展望が良くないと地元の栗山さんがいうのでピークは踏まず、戸町岳を目指す。

戸町岳からの長崎市内の展望

 戸町岳からの展望はとてもよく長崎市内の山々だけでなく多良岳や雲仙まで見渡すことができた。

 戸町岳からは、1時間ほどで新戸町へ下山することができた。