日掛からの三隈山361m (中央)【平成14年5月12日(日)】

期間 : 平成14年5月19日(日)
              CL : 末永
              SL :  タクちゃん

厳原自宅 7:03 ⇒ 厳原ダム ⇒ 上見坂公園(尾根経由) 8:40 ⇒ 車道 ⇒ 上見坂白嶽登山口 ⇒ 日見へ (分岐) 9:20 ⇒ 沢から尾根へ ⇒ 三隈山 12:10 13:10 ⇒ 車道 ⇒ 佐須峠 ⇒ 有明山 16:00 ⇒清水山⇒八幡神社⇒厳原自宅 17:30

※ この概念図及び断面図は、清水山経由にはなっておりません。

   黒土山から有明山を眺めた時に、横に長い独立峰があった。地形図に三隈山と記されている。三角点もあるので、きっと展望も良いだろうということで、 タクちゃんを誘って厳原から上見坂へ伸びる尾根経由で登ることにした。

上見坂入口

   上見坂へは、尾根経由で登る。上見坂からは、車道を厳原方面へ歩き白嶽登山口から日見をめざす。

キンラン

   昨年の同日、上見坂でキンランを見つけたので探していると今年も花が咲いていた。昨年は、確か1株しか咲いていなかったが、今年は3株も咲いている。ここは、ほとんどの人が車で通るだけなので気ずかれずに今まで残ったのだろう。

日見への標識

   ここからしばらくは、しっかりとした林道が続く。その後、林の中へ道は続きやがて不明瞭となる。ところどころにテープが記されていたが、適当に下っていたので途中から道からそれてしまい急斜面を下りて日見川沿いの林道にでた。

日見川沿いにて

黒土山

   3月に黒土山に登った際は日見へ下りてきた。写真では分からないが正面奥が黒土山山頂だ。

沢沿いの林道から三隈山へ

   三隈山へは、日見から沢沿いの林道から登った。この林道は、周辺が開けて明るく歩いていて気持ちが良かった。途中、野イチゴをほおばる。

稜線で休むタクちゃん

   沢沿いに稜線までつめるつもりでいたが、途中からやぶへ入る。自然薯掘りの穴がたくさんある。対馬で山を歩いているといたるところに炭焼き釜の跡が残っているが、できた炭を搬出するのはさぞ大変だったことだろう。当時の苦労がしのばれる。

三隈山

   正面に三隈山が見えるが、実際の地形と地形図がどうもかみ合わない。ここから真っ直ぐに尾根が伸びているはずだが、断崖になっている感じで下りることができない。写真の右手から大きく回り込んで三隈山を目指すが、左手に顕著な尾根が見えてくる。またしても、地形図がおかしいのかと思ったが地形図通りだった。断崖になっているように感じた下りも、そう感じただけで実際には歩くのにも全く問題なかった。方位もそうだが、自分の勘なんてあまりあてにならないものだ。地形図とコンパスを信じれば間違いないようだ。

三隈山山頂

三隈山三角点

   対馬の三角点は、どこも最近測量がされているようだ。三隈山の山頂は、伐採され山頂付近だけ火事の跡のようだ。

きくらげ

   山頂手前でタクちゃんが大きな声をだすのでビックリしたが、「きくらげ」がたくさんあった。さっそく、今日の昼食のちゃんぽんに入れて食べる。「しゃきしゃき」した歯ざわりがありおいしかった。

   先週の矢立山の時は、多くのエビネランを見ることができたが、今回はエビネはあったがもう花は終わっていた。6月に行く久重のミヤマキリシマに期待しよう

   三隈山からは、一旦車道に出て佐須峠経由で有明山へ登る。山頂は、あいにくのガスで展望はなかった。
地図ソフトカシミールで有明山山頂からの展望を作成しています。CGへ

   厳原へは、清水山経由で下りる。清水山にも白嶽三角点、矢立山、有明山同様の立派な標識があった。

清水山山頂

清水山案内板

きれいな花でした

厳原町観光案内板

   この案内板では、白嶽は厳原町になっているが、本当は美津島町のはずなのだがまあ、いいか。