白嶽三角点からの黒土山499m【H14.4.14】

期間 : 平成14年4月14日(日)
CL : 末永
SL : タクちゃん

白嶽登山口駐車場 8:00 ⇒ 大阪壇山 ⇒ 白嶽三角点 ⇒ 白嶽山頂下 ⇒ 白嶽登山口駐車場 14:30

   社会人となってすぐに長崎市のスイミングスクールで知り合ったタクちゃんと今回はじめて山行を行った。 タクちゃんは、同じ系列の職場の先輩でもあり、長崎県北松浦郡田平町に続き、対馬でもいっしょになった。世間は狭いもので、タクちゃんの娘さんは私の姉の職場の後輩だということだ。
   今回を機会にぜひ今後もいっしょに登りたいものだ。M田氏が佐世保へ転勤となってからまた単独の山行となっていたのでラッキー。いっしょに楽しく登れるようにビスタリーを心がけるようにしよう

   沢から上見坂から白嶽の縦走路に出て、大阪壇山を経由して白嶽三角点に登り稜線通しに白嶽へ登ることにした。

白嶽登山口の駐車場

   2年ほど前に白嶽登山口には、立派な案内板と駐車場ができた。登山道も整備されかなり歩きやすくなっている。ただ、整備前の登山道のことを考えると10年もすれば整備前のようにズタズタになると思われるが、これはしかたがない。セメント等で固めて整備せず自然を残した現在の登山道を整備した行政には感謝の気持ちだ。欲を言えば、登山口にトイレがあれば良いのだが。

   今回は、ここに車を止めて白嶽とは逆方向へ歩き沢沿いの林道を歩く。15分ほど歩き林道を左(南西)へそれ沢を歩くことになる。そのまま林道伝いに歩いてから沢沿いに登っても上見坂から白嶽の縦走路には出ることができるはずだが、今回はより大阪壇山近くの縦走路にでるために林道からそれた沢をつめることにした。この沢は、素人でも全く問題なく歩くことはできるが、地図とコンパスは必修。できれば高度計もあれば万全だ。
   もちろん、地形図とコンパスは持っているだけで使うことができなければ全く意味はない。そして実際に使う必要がある。常日頃から思うのだが、実際に地図とコンパスをきちんと使える登山者は、1割もいないのではと感じている。また、ほとんどの山は、使わなくても道標があり登れるのだ。しかしながら地形図とコンパスを使うことで登山の幅がぐーんと広がるのも事実だ。実際に対馬での山行は、地形図から沢、尾根、稜線を読みとって山行を行っている。地形図とコンパスそして高度計があってそれらを使いこなせれば、道がない山にも登ることができる。

   大阪壇山352mには、はじめて登った。あいにく写真を撮り忘れたのだが、山頂は思った以上に広くやぶがなければ黒土山や白嶽の最高のビューポイントだ。

   途中、白嶽から上見坂へは韓国からのツアー客がたくさんいた。装備から判断すれば登山客ではなく一般の観光客のようだ。白嶽経由で州藻から上見坂まで歩けば4時間。さらに有明山経由で厳原へくだれば7時間はかかるのだが。
   ところで、タクちゃんは、気さくに話しかけていたがど、私は恥ずかしく声もかけれなかった。こんなとき、韓国語講座にかよっているM田氏とM渡氏がいれば良かったのだが。ちゃんと話せるんでしょうねM渡さん。

   白嶽三角点には、ガイドブックにも掲載されいるコースから尾根にそれて登ると三角点から20m程白嶽よりの稜線に出る。

タクちゃん【白嶽三角点にて】

   西風をさけるために三角点から少しおりて昼食をとる。ごはんも炊き、パスタを茹でのんびりと昼食を楽しんだ。

稜線上のミツバツツジ

   三角点から白嶽には、忠実に稜線をたどることになる。岩峰がいくつかあるので適当に巻く。三角点から白嶽へ行く場合は、真中付近の岩峰のみ左側へ巻きあとはすべて右側を巻いた方がよい。特に白嶽山頂直下の岩峰は必ず右側へ巻いて岩壁の基部に沿って歩く。しばらくすると白嶽登山道にでる。

白嶽登山道付近の岩壁

    昼食にのんびりしすぎて時間がなくなり、今回は白嶽には登らずそのまま下山した。私は、ボッカトレーニングのために30`程度のザック担いでいたので、帰りにタクちゃんが担がせてくれというので担いでもらう。登山でもしないかぎり、現代の生活ではこんな重い荷物を長時間担ぐことなどないだろう。

ちょっとお疲れモードでしょうか!

整備された登山道