清水城跡地(本丸)からの厳原港

期 間 :平成14年1月20日(日)

メンバー : 末永単独

   1月26日からの阿弥陀岳南稜ために有明山でボッカとアイゼントレーニングを行った。
厳原町にある八幡神社から役場方面へ少し行ったところに鳥居がある。そこから、清水山経由で登る。

いつもこの鳥居から有明山へ

厳原町から眺める清水城跡(三の丸)

清水城の説明

三の丸

   三の丸までは、厳原の中心地からゆっくり歩いても30分とはかからないので一般の観光客の方にもぜひ訪れて頂きたい。
厳原港の眺めは、抜群。

本丸から見た成相山

本丸から見た有明山

   有明山は、山頂がなだらかで厳原からは、山頂が確認しづらく、上の写真も山頂は、隠れて見えていない。舞石ノ壇山近くにある日韓トンネル基準点が、有明山の一番のビューポイントだ。ここからは、九州百名山である有明山と白嶽を同時に見ることが出来る。

   道標

   八幡神社からの有明山への登山道は、ご覧のような道標があり、道も整備され非常に歩き安い。厳原からは、ゆっくり歩いても2時間もあれば登ることが出来る。健脚であれば1時間というところだ。

万松院への分岐

有明山と成相山の鞍部にある道標

   成相山へは、案内通りに行くのは薮が多く困難。もし登るならば尾根から登る方が良い。しかし、山頂からの展望は望めない。

山頂直下の平坦地

   山頂直下には、ご覧のような平坦地があり4〜5人用のテントならば快適に設営できるところもある。ただし、登山道の中央になるので登山者の迷惑にならないように注意が必要。迷惑になるほど登山者なんていませんがね。テント泊の場合は、山頂は風が強いのでここに幕営した方が都合が良い。水は、沢から入手可能だが、地形図からその判断が出来ない場合は無理しない方が無難。事前に準備する事をすすめる。


有明山山頂と矢立山

   有明山は、一等三角点である。正面の矢立山は、三等三角点。ところで、有明山の三角点は、一部が欠けている。これは、三角点ハンター?と呼ばれる人が故意に持ち帰ったものだろうか。もしそうならば、これは犯罪行為であり人に自慢することなど出来ないと思うのだが。

   久田道への分岐

   この日は、冬山のトレーニングなので久田道へ下りさらに分岐まで登り返して八幡神社へ下山した。
久田道へは、ご覧のように立派な案内が出ている。しばらくは問題ないが、分県登山ガイド「長崎県の山」にも『相当のヤブコギを強いられる。』と書かれているように、標高が下がってくるとかなりの薮こぎとなる。夏場にこの道は、歩かない方が無難。地形図には、この道がメインの登山道のような記述になっているが、実質的には廃道状態である。

久田道への下山口

   通常下りより登りの方が道を間違える確立は低いと思うが、この旧道は、むしろ登りに使用した方が迷う可能性があると思う。また、登り口は、近所の人も知らないようだ。使うならば、冬場の早い時間の下山が良いだろう。