対馬にめずらしく雪が降った。山はうっすらと雪化粧、さっそく有明山に登る事にした。

有明山からの厳原港(平成13年1月13日)

期 間:平成13年1月13日(土) 14日(日)

末永単独

朝起きると雪。山を見上げると標高300mから雪化粧になっている。対馬で雪山に登れることはめったにない。さっそく自宅から歩いて登れる標高558mの有明山へ。厳原は雨であったが、きっと山は雪と信じて傘をさし八幡神社経由で登る事にした。

雪化粧した尾根(標高300m付近)














足首まですっぽり。
(山頂直下)

有明山山頂

山頂は、15aの積雪。しかし、風が強かったので翌日に登った時は、さらに積雪があったにもかかわらず、雪はほとんど飛ばされていた。山頂付近は、広場になっていてテントを張るにはちょうどよいが、風が強いのが難点だ。14日の山頂は、アルプスの稜線を思わせるような風だった。こんな日にテントを張ると冬山のテント設営の経験になるだろう。

※ 山頂には、水場はありませんので、キャンプをする方は水の準備が必要です。


初日に登った日は、山頂の道標にツェルトを張って、ラーメンを炊いて昼食をとった。せまいツェルトでストーブをたくとすぐに暑いくらいになるのだが、この日は、風が強くかなり冷え込んでいたせいかいつまでも寒かった。ところで、私は、いつも積極的にツェルトを使用している。本当に必要に迫られて使用したのは、まだ、スズタケが整備される前に登った祖母傾の縦走路でのビバークの1回きりだが、せっかく高いお金を出して買ったのだから、また、非常時にスムーズに使用できるためにもこうやって普段から使用している。意外とツェルトは持っているけど使用したことがないとか、めんどうだからあまり持ち歩かないという人は多いようである。

※ 非常時の事を常に考え、備えと訓練に心がけましょう。

ガスって見えなかった矢立山