白嶽地形図

地形図上のカメラのマークが写真にリンクしています

罫線は、緯度 00.00.20.0 経度 000.00.30.0 間隔で表示

赤のライン

赤のラインについては、もともと地形図にはない登山道でかつ実際に歩いたことがあるコースのみを表示している。(ただし、地形図のh ⇒ i と l⇒ jとについては、登山道ではないので、正確なコンパスの使用と読図の技術が必要となる。)分かっている範囲で他にも三角点を少し南西へ行ったところから西北西方向にも道がある。

各ルートの解説

@ノーマルルート( ⇒ b⇒ c⇒ d

ガイドブック等でも紹介しているコース。一時期かなり荒れていたが、最近きれいに整備されており、コースの途中には、案内版もできている中高年の登山ブームで登山者が増加している事を考えるとぜひ登山口に公衆トイレが一つほしいところである。

A三角点谷筋ルート⇒ f

ガイドブック等でも紹介している三角点へのルートだが、いったん鳥居まで下ってさらにg地点から登り返さなければならないので時間と労力がいる。しかし、最もわかりやすいルート。ただし、g ⇒ f 間は、踏み跡を確実に追って歩くこと。また、この間は、大雨の跡には水が流れている可能性大。三角点に登る手前は岩場となっており、初心者には、ロープがほしいところ。特に下りる場合は、ロープを使用することをすすめる。b ⇒ g 間には数箇所の水場あり。白嶽山頂から三角点へのおおよその時間は、120分。

B三角点尾根ルートe⇒ f

三角点谷筋ルートの鳥居からしばらく歩くと西側(山側)へ少し登っているルートがある。登山道は、よく整備されているが尾根上に出た地点から踏み跡が不明瞭となるが、そのまま尾根を登ればよい。途中、岩場を巻くが技術的には問題ない。稜線に出てから左へ折れるとすぐに三角点となる。ただし、下りにこのルートを使う際は、踏み跡をよく確認しながら歩かないとルートをそれる可能性がある。それても東側へ下りれば、A三角点谷筋ルートの ⇒ f 間にでるが、沢筋を下る可能性がが強く、場合によっては、ロープが必要となるので、下りに使用することはあまりすすめない。白嶽山頂から三角点へのおおよその時間は、90分。

C三角点稜線ルート

登りに@ノーマルルーを使って歩いていると b ⇒ d の中間地点で最初の岩壁が左手に見えてくる。しばらくその壁に沿って歩き適当なところで稜線に出ていくつかの岩場を巻いて歩く。ほとんどが三角点に向かって左側をまくが、稜線の中間地点の大きな岩場は、右から巻いたほうが確実である。よく見ると踏み跡や目印もあるのである程度山慣れた人ならば問題ない。確実にルートファインディングを行う限りロープ等も必要ない。このルートをとるのが、三角点への早道である。白嶽山頂から三角点へのおおよその時間は、75分。

D有明山縦走(上見坂経由)ルート ⇒ h ⇒ k ⇒ l⇒ m ⇒ n

上見坂経由での有明山までの縦走ルート。標識も多く良く整備されているうえ、アップダウンがないため距離のわりには短時間で歩ける。bの鳥居からmの白嶽の上見坂登山口までおおよそ120分で歩く事ができる。

E州藻尾根ルートi

@ノーマルルートを登りに使い。同じ@ノーマルルートを使わずにa地点に戻るための最短のルートとなるが登山道ではないので、正確なコンパスの使用と読図の技術が必要となる。i地点では、崖を沢に降りることとなるので滑落に注意が必要。沢に下りる場所を誤るとロープが必要になる可能性大。

F州藻ルート

州藻への案内版がk地点にあるので、もともとは登山道であるがかなり荒廃している。植林された広いところを歩くのでかえってF州藻ルート、G州藻沢ルートよりルートファインディングは困難。踏み跡を確実に追いながら、かつコンパスと読図で現在位置を確認しながら歩く事が重要。

G州藻沢ルート

枯沢の歩きとなるのでルートは分かりやすいが、l地点から下る場合は、取付きが分かりにくいので、大阪檀山352mを目印とすればよい。j地点からl地点に向かって歩いた場合、最後のl地点付近は、かなりの勾配がありそのまま大阪檀山352mまで登るような感じとなる。