天神平にて【2011.1.20】


2011.1.19 〜 1.23 

  末永 小川

 2010年秋に引き続き、小川さんと厳冬期の谷川岳を目指した。
当初、南八ヶ岳も考えたが、岩稜地帯がなく、雪洞も体験できる谷川岳の天神尾根からのピークハントにした。
 今年は、積雪が多いということで、現地の情報収集も行っていたが、あれほどの雪とは、・・・・・・・。

1月19日

 SNAで長崎から羽田へ。
ICI石井スポーツで、ガスと忘れれた個人マットを購入。

 小川さんのお嬢さんと3人で会食。

 上野のビジネスホテル宿泊。

1月20日

 JRで、土合まで移動。途中、除雪のため待ち時間あった。

 この時点で、赤旗の竹ざおがない

 今回は、吹雪でルートが判らなくなる心配があったので、赤旗を用意してきたが、なんとJR内に忘れてしまった。
念のために、GPSとリチウム電池を持ってきて良かった。

 

土合駅

 3度目の土合駅だ。最初に、来た時は谷川岳よりも土合駅に感動した。
以前は、待合室での仮眠スペース争奪のために、この階段を、全速力で登っていたそうです。そんな時代もあったのですね。

 土合駅 駅舎

  駅を一歩でたら完全装備

 天神平で、ゴンドラを降りるとかなり吹雪いていた。スキー場は、圧雪してあるが、歩くとはできず、スキー場のすぐ脇を登るが、ワカンを装着しても胸までのラッセル。
ほとんど進まず、とりあえず雪洞を掘ることにする。

   

雪洞 天神平にて

 十分な積雪であったが、標高が低いためか、枝が出てきてかなりの完成までかなりの時間を要した。

1月21日

 翌朝、とりあえず尾根にまでということで、雪洞を出発したが、あえなく断念。

 

 写真では、胸までの雪には、思えませんが登りが少し急になると胸以上の雪を切り崩して登らなければならない。
ということで、下山しました。

 雪は、1m以上の新雪(弱層)で、雪の断層にすべり面はなかったが、下山は賢明な判断だったと思う。
この時期の谷川岳の登山は、よほど条件に恵まれなければかなり困難のようです。

 条件に恵まれた記録  2008年1月 西黒尾根 末永単独

 

 この日の宿は、湯檜曽温泉の永楽荘

永楽荘

 宿に早く到着したので、みなかみ町の山岳博物館へ行った。
町村合併で、「水上町」から「みなかみ町」となったそうだ。それにしても、除雪作業が大変だ。

みなかみ町

 一日余裕が出来てので、山岳博物館のおじさんから情報をもらい、翌日、大峰山に登ることにした。

永楽荘の夕食

洗濯も出来て、低料金で料理もおいしい。いつもナマズの刺身がある。

1月22日

 大峰山へは、上牧駅から登ったので、山頂をパスして大峰沼まで登った。雪山を10`以上あるいたので、少しは運動不足の解消になっただろう。

 すこし標高が下がると天気はいいのだが、この日も、谷川は雪雪雪

 越後湯沢は、街中でもすごい雪だろうな。