赤崎岳からの佐世保市内【平成20年2月18日

期 間:平成20年2月18日(月)

末永単独

 

  佐世保市街地からSSK方面にこんもりとした山が見えます。これが赤崎岳です。相浦の愛宕山と同様に、独立峰で佐世保の山好きな方であれば一度は、『あの山なんていう名前だろうか?どこから登るのだろうか?』と思ったことがあるのではないでしょうか。
 
 私の母は、子供頃に船越町に住んでいて、この山を女愛宕山といっていました。そういわれれば、愛宕山より低くて、全体に丸みがあり女性を思わせるような山です。

 私の登山は、サロベツ原野から見た利尻山に感動して、屋久島登山から始まっています。いわゆる低山からのスタートではなかったのですが、対馬転勤を機会に近所の低山にも登ることが頻繁になりました。今では、低山なりの魅力にも魅かれ、いつかは地元佐世保の山をなんなかの形でまとめたいと思っています。

 赤碕岳は、山と渓谷社の分県登山ガイド『長崎県の山』にも展海峰とともに紹介されていますが、神社から登るような記述であったので、車を駐車できるスペースがなく登りたいと長年思いながら、なかなか登ることができなかった山です。

 
 赤碕岳の登山口(駐車可能)

  概念図を確認してもらうと、SSKバイパスから、石岳動植物園に向うと俵ケ浦半島方面への分岐があります。そこを石岳動植物園(右)方面に100m程行くと左側に小道がありますので、そこをそのまままっすぐに登れば登山口に行き着きます。登山口には、空地がありますのでそこに車を駐車することができます。

登山口

 登山口の案内板を見るとよく整備されている感じがしました。

よく整備されています

 途中には、ベンチも設けてあります。

 登山道沿いには、灯篭?をかけることができるような鉄柱がいくつもありました。神社のお祭りのときでも灯篭をかかげるのでしょうか?今度、確認してみます。

赤崎岳からの佐世保市内

 中腹から見た佐世保市街地。SSKの作業中の音が響いていました。山でこのような音を聞いたのははじめてです。佐世保=造船=SSKを連想しました。最近の若い佐世保市民には、このような感覚はないかもしれませんね。

 最近、視界を確保するために伐採されています。たまたまなのか定期的に行なうのかわかりませんが、いずれにしろ今登れば市内を一望できます。

山頂付近の岩

山頂広場

 『幸せのトントン石』多くの人がたたいたのでしょうね。岩の上部が白ぽくなっていました。もちろん私もたたきましたよ。

山頂の祠

赤崎岳240m

  弓張岳と将冠岳

 弓張岳〜将冠岳は、多くの山好きの佐世保市民に縦走されていますが、私は、それぞれ登ったことがありますが、縦走の経験はありません。将冠岳には、岩場もあるらしいので今度確認してみます。

赤崎岳からの九十九島