御殿場口からの富士山【平成15年7月11日】

期間 : 平成15年7月10日(木)〜12日(土)
           末永単独
      

御殿場口登山口 1440m 5:00 ⇒ 標高2120m 6:40 ⇒ 標高2330m 7:22 ⇒ 銀明水 11:59 河口湖新五合目 16:30

   趣味が登山と言うと『富士山に登ったことは』としばしば聞かれ、『登ったことありません。』と答えていたが、次回から『夏に1回登りました。』と答えることができるようになった。

   富士の夏山にわざわざ登ることもないと考えていたが、職場の研修で関東へ出かけたので1日休みをとって、最も標高が低い御殿場口から登った。
前日の夕方JR御殿場駅着。天気が良ければ、ぼちぼち御殿場口まで歩いていくつもりでいたが、梅雨明前であいにくの雨。奮発して、タクシーで御殿場口へ。タクシー代は、同じ九州出身の運転手さんに少しサービスしてもらい4千円であった。

11日早朝の御殿場口

   前日は、自動販売機の右横の屋根下にテントを張ったおかげで雨は避けられたが、深夜の車のエンジン音で安眠を妨げられた。

御殿場口のトイレ

   過去に土石流で流されたトイレは、ごらんのようなシエルター式の作りとなっている。ここでの土石流を想像するだけで恐怖を感じる。

  登山日の11日は、雨こそ降っていないがごらんのようなすっきりしない天気であったが、梅雨時なのでぜいたくも言えない。

御殿場口登山口の鳥居

独立峰である富士山はでかい

   陸上自衛隊の大砲の音をバックに一人でもくもくと登る。

避難小屋?

   途中に非難小屋らしい建物があったが鍵がかかっており中には入れなかった。

広大な富士のすそ野

   御殿場からの登山道は、広大な富士のすそ野を歩くことになる。視界がきかない日は先が見えず精神的にめげるような気がする。

登山道を振り返る

   くねくね曲がっているのが登山道。傾斜がゆるい地点は、ブルトーザーの道を歩いたが、急傾斜になると砂地のため非常に歩きにくために、登山道を歩く。この日、御殿場口からの登山者は私一人のようだった。

荷物を運ぶブルトーザー

   登山者は、私一人であったが富士登山駅伝の練習をしていた自衛隊員が何人もいた。隊員の方々は、身軽に荷物なしでランニングのトレーニングなので、当然歩いているわたしより格段に足が速く、追い越されているばかりなのでものすごく自分に体力がないように感じてしまった。

日本最高峰  剣ヶ峯 3,775.6m

富士吉田口への下山道からの山小屋

富士のすそ野【山梨県側】