白嶽東峰【H15.2.1】

期間 : 平成15年2月1日(土)
              CL : 末永
                    タクちゃん

   万関橋から浅茅湾の奥に双耳峰の白嶽を望む事ができる。万関橋から望む白嶽は、顕著な稜線の中央に聳えている。今回その稜線を北  (立石山)から南へと完全縦走を行なった。

万関橋から展望図【カシミールで描写】

箕形発 7:00 ⇒ 立石山240m ⇒ 遠見山371m ⇒ 459ピーク ⇒ 白嶽東峰 ⇒ 昼食 ⇒ 白嶽三角点515m⇒ 黒土山 499m ⇒ 太平山 320m 16:10⇒ 床谷着 16:46

   早朝5時30分厳原でタクちゃんと待ち合せ、下山を予定している床谷の林道へ車をまわす。林道入口に駐在所があり、暗闇の中にもかかわらず、はじめての林道を簡単に見つけることができた。
   日が明ける前に、箕形 へ到着。ここもはじめてなので、日が明けるまで車内で待つ事にした。日が明けてから、神社を目印に谷間から立石山をめざす。山の入口にイノシシよけ?の網があり、本来ならば一言ことわって行くべきであったが、早朝であったためにそのまま網の下をかいくぐって入山した。

   足場の悪い枯沢沿いにしばらく歩き、その後踏み跡にしたがって歩く。途中から左手の尾根上を歩く。尾根の合流点で地形図で現在位置を確認。予定通りの取付きができたようだ。

   立石山に向かう尾根上には、電線が通っておりかなり急ではあるが、歩きやすい。

電線は、テレビの共同アンテナ用?

立石山へ続く稜線

   遠見山への稜線は、途中からかなり急な登りりで、木を掴みながら登る。

遠見山山頂 到着

   立石山と遠見山には、平成4年6月に四等三角点が新設されていた。

遠見山からの白嶽東峰

   遠見山には、はじめて登ったのでこの角度からの白嶽ははじめてだ。山は、見る角度から違った山容となるのでおもしろい。白嶽の左奥の山は、対馬最高峰の矢立山649mだ。

459ピークからの白嶽東峰

   遠見山から白嶽への縦走は、岩峰をまいたりして、苦労すると思われたが全く問題はなかった。岩峰をまかずして、ほぼ稜線通しに歩くことができる。白嶽の縦走は、白嶽の北側(遠見山側)より南側(三角点側)の方が困難。ただし、三角点から黒土山までは、岩峰をまくようなところはない。

  稜線上の奇岩   

白嶽東峰直下のつらら

白嶽東峰山頂から459ピークを望む

   白嶽東峰には、岩をトラバースして登った。このトラバースは、簡単ではあるが落ちると致命傷となるので、補助ロープを出して通過する。
この日は、白嶽(西峰)には登らず、山頂直下の広場でツェルトを張って昼食。この時だけ、みぞれとなりグットタイミングだった。

   40分程の昼食の後、白嶽岩壁の基部までいったん下り岩峰を大きくまいて稜線へ上がる。白嶽三角点は、岩峰となっているので下りは3級程度の岩場となるが、まいて下りる事もできる。この日は、念のため補助ロープで確保する。

   三角点から黒土山までは、稜線上を忠実に歩けば問題ない。

黒土山付近から望むこれからのコース

   黒土山までは、顕著な稜線上を歩いてきたので、問題なかったがこれから先は、尾根上を歩くのだが途中で谷をよこぎったりするので大変だ。車を床谷に駐車しているので何がなんでもそこに下山しなければならない。
   

黒土山からの下山

黒土山からの下山ルート

途中、一つ手前の尾根を下りたり、正確な現在位置が不明にはなったがピタリと目的の林道に出る事ができた。対馬に来て、読図とコンパスの使い方は、うまくなっているようだ。

床谷の林道にぴたりと下山