白嶽の岩峰に立つ
期間 : 平成14年6月15日(土) 〜 16日(日)
CL
: 末永
SL
: Y女史
S女史
長崎朝霧山の会の会山行として、対馬便の航空券が超割とな6月15日16日の両日、やまねこ企画と銘打って白嶽から有明山までの縦走を企画したところ、梅雨時の真只中というのに若手女性会員2名のY女史とS女史の参加となった。このメンバーならば、三角点を経由しても白嶽〜有明山の縦走は十分に1日行程で消化できるが、テント泊山行という計画だったので予定通りに幕営山行を実施し、翌日に対馬最高峰『矢立山』と原始林の山『龍良山』を登った。
15日
白嶽州藻登山口発90m 10:15 ⇒ 鳥居分岐310m
10:55 ⇒ 白嶽 519m 11:30⇒ 白嶽上見坂登山口325m
16:15 ⇒ 佐須峠(幕営地)着 17:30 テント泊
16日
佐須峠(幕営地)発 4:42 ⇒ 有明山558m 5:42
⇒ 清水山 6:45 ⇒ 厳原着 7:15
車で移動して対馬最高峰「矢立山649m」と原始林の山「龍良山558m」を登る
州藻登山口にて
白嶽の州藻登山口は、立派に整備され大きな案内板も設置されている。
白嶽東峰
双耳峰である白嶽の一般的な山頂は、西峰であるが東峰も多少の岩の経験があればザイルなしでも登ることができる。ただし、岩が濡れている場合や少しでも不安がある場合は登らない方がよい。
白嶽西峰
白嶽西峰は、男岩と呼ばれている。ちなみに東峰は女岩といわれているようだ。
西峰で佐賀県からの登山者が昼食中であった。この方々も特割組だろうか?西峰には、以前はなかったケルンがつまれていた.。登山道が下にあるので、不必要にケルンを作ることは慎みたいものだ。
白嶽から矢立山を望む
カシミールで作成
白嶽西峰
白嶽から東側の岩壁基部を巻いて、三角点へ続く稜線を忠実に歩いて白嶽三角点を目指す。ちょうど三角点までの中間点に岩峰があるその岩峰のみ右から巻いてあとはすべて左から巻いて歩くと効率的に縦走することができる。
中間点の岩峰に立つY女史
遠くに白嶽を望む
ゆっくりしたせいか、予定通りに有明山を越えていると日が暮れるので、上見坂から有明山へ続く林道脇に幕営する。何とか日が暮れる前に食事をすませテントに入る。夜間、少し雨が降ったが翌日も真夏を思わせる陽射しだった。
早朝の有明山にて (後方は、矢立山)
有明山からの展望 対馬最高峰『矢立山648.5m』(中央)
翌日は、5時前から行動してほぼ予定通りに厳原に下りる。途中、清水城の三ノ丸付近で巨大なイノシシ2頭を目撃。70`〜80`ひょっとしたら100`超えていたかも?三ノ丸のすぐ下は、民家があるのだが。こんな町中近くまで下りて来ていれば、そのうち厳原の町中をイノシシが走りまわってもおかしくないのでは。
厳原から車で移動して、矢立山と龍良山を登った。
大鳥毛山登山口
大鳥毛山登山口となっているが、ここから矢立山にも尾根沿いに登ることができる。
矢立山山頂
龍良山山頂
龍良山からは、正面に矢立山を望むことができる。この日は、めずらしく他にも3名の登山客がいた。
龍良山からは、遠く神崎半島が南へ見える。州藻から縦走すれば30`の道のりだ。薮が少なくなるなくなる11月から2月がベストシーズンとなる。どなたかチャレンジしてみてください。