隠居岳から歩いてきた九州自然遊歩道を眺める

期 間:平成13年12月30日(日) 〜 31日(月)

メンバー

C L : 末 永
S L :
栗ちゃん

12月30日(日)

国見トンネル駐車場発 9:20 ⇒ 栗ノ木峠 9:47 ⇒ 国見山 10:30 ⇒ 八天岳 11:37 ⇒ オサエ峠 12:16 ⇒ 隠居岳 13:30 ⇒ 烏帽子岳着 15:10

31日(月)

烏帽子岳幕営地発 7:15 ⇒ 佐世保実家着 9:00

   年末年始、後立山連峰(八方尾根〜赤岩尾根)の縦走を荒天が予想されるために中止した。その代わりに故郷の山を1泊2日で縦走した。

    

国見トンネルの駐車場にて

   父と従兄弟に国見トンネルまで送ってもらい準備をしていると、どこかで見かけたような人がトイレから出てきた。何とヤンマー礼子譲ではないか?ビックリだ。正月山行に後立山を計画していた我々二人がここにいるのでヤンマー礼子譲もビックリしているようだ。朝霧のK保さんと国見岳と烏帽子岳に登りに来たとのこと。さっそくいっしょに登ることになった。

   駐車場から栗ノ木峠へ続く道路から歩きはじめる。地元出身の私をはじめここから登るのは初めてということで、地形図で確認しながら歩く。すぐに送電線の下に九州電力の作業道があったのでここから栗ノ木峠へ直登する。峠には水場があり積雪の中、水汲みの人がいる。

   栗ノ木峠からは、国見岳まで明確な登山道がある。数日前の積雪のため雪が積もっている。スパッツがあった方がよかった。国見岳は、約15cm程の積雪。ここでテントを張ると冬山気分だ。山頂平らで広いので子供に積雪キャンプを体験させるにはいい場所だと思う。

国見山山頂

左から  栗ちゃん、K保さん、ヤンマー礼子譲

   山頂からは、道路を歩いて八天岳を目指す。地元にいながら私も八天岳と隠居岳には登ったことがなかった。隠居岳からは良く無線の電波が飛んでいる。八天岳には無線リピターのアンテナのようなものがあった。ここでK保さんとヤンマー礼子嬢と別れ、我々二人は、隠居岳をえて烏帽子岳まで縦走だ。ところで、ヤンマー礼子嬢とは、春に五龍岳から唐松岳まで縦走の経験があるが、朝霧の女性陣の中では最も体力があるようだ。彼女も栗ちゃん同様にほとんど毎日トレーニングをしている。私も元トライアスリートとしてはまけるわけにはいかないので、2002年は昔を思い出して走り込まなければならない。ヤンマー礼子嬢とは、H氏を含め夏に約束の北鎌尾根の縦走に行くつもりだ。

















八天岳にて

オサエ峠

オサエ峠の神社

   八天岳と隠居岳の途中にあるオサエ峠の名前の由来は、オサエという女性の名前だということだ。昔、オサエという身ごもった女性がこの峠で亡くなりそれからオサエ峠と呼ぶようになった。

















隠居岳で大休止

隠居岳からみた黒髪山方面

   隠居岳は、視界がきいて、ここまで歩いてきた縦走路と烏帽子までの道を確認することができた。

   隠居岳から烏帽子岳までは、ほとんど舗装路を歩くことになった。スポーツの里付近で休んでいるところに、先程別けれた二人が烏帽子岳登山を終えておりてきた。『歩いて5分だった。』そのはずである。以前私がトレーニングのために何本もダッシュで登っていたのだから。

   スポーツの里から少し先で左へ登山道を入るとすぐに山頂直下の広場につく今日は、ここで幕営の予定だ。そのまま山頂に登り展望を楽しむ。

烏帽子岳山頂からの国見岳(左のテーブル状)

烏帽子岳山頂からの隠居岳と広場(幕営地)

烏帽子岳山頂からの南九十九島

   写真の中央付近に薄く見える三角錐の山が平戸の志々伎山である。栗ちゃんとは鹿子前から黒島をえて3泊4日で平戸をカヌーで一周したことがある。













2001年 最後の日の出

  31日は、7時に幕営地を出発して佐世保の実家に戻った。