焼野付近にて【昭和63年8月】

期間 : 平成63年8月日
              CL : 末永
              SL : J福

   思い出の山、屋久島。学生時代に鹿児島ですごした私にとって、屋久島は山の原点といえる。大学2年の夏、バイクで行った北海道のサロベツ原野から見た利尻山に魅せられ、その年の秋、雨の中を宮之浦岳へ登った。
   社会人となった2年目の夏、屋久島に勤務する友人と再び宮之浦岳へ。

   この時は、友人宅に前泊して、淀川小屋経由で黒味岳、宮之浦岳を登り、焼野付近で幕営した。

淀川小屋にて

花之江河にて

岩で遊ぶ

宮之浦岳山頂付近にて

   屋久島は、月に35日雨が降ると言われているが、この2日間の山行は、天気にも恵まれた。

焼野三さ路にて

幕営地から宮之浦岳を望む

屋久島の美しい夕焼け

   この日の夕焼けは、本当に美しかった。現在でもなお、これ以上の夕焼けに出会ったことがない。

永田岳山頂にて

   翌日は、早朝から空身で永田岳を往復した。
復路は、辻峠を越え白谷雲水峡へ。そのあと楠川歩道をひたすら歩く。アスファルトになってからは、裸足で歩いたことを憶えている。

   この後、屋久島には4回ほど訪れている。