近江長岡駅からの伊吹山(2001.2.11)
期 間:平成13年2月11日(日)
末永単独
2月の3連休の初日、友人の結婚式に京都に行く事になり、ついでに関西近郊の雪山へと考え、武奈ヶ岳か伊吹山のどちらかと思ったが、独立峰でおもしろそうな伊吹山に登る事にした。
伊吹山登山口(8:10) ⇒ 伊吹山ゴンドラ ⇒ 三合目 ⇒ 五合目リフト終点 ⇒ 八合目 ⇒ 九合目 ⇒ 頂上 (11:10)⇒ 九合目 ⇒ 八合目 ⇒ 五合目リフト終点 ⇒ 三合目 ⇒ 伊吹山ゴンドラ伊吹山登山口 (14:10)
その日の夜行高速バスで福岡をえて対馬へ帰るので、とりあえず京都駅から朝一のJRに乗り米原で乗り換え近江長岡駅に7:01に到着。
近江長岡駅
駅は、思ったより小さく少しさびしい感じがする。
スノーボーダーとともにバスで登山口を目指す。スキー場がある山なので、近くにコンビニがあると思っていたが近くにはないという事で、スキーのレンタルショップで昼食代わりにチョコレートを買う。ラッセルもありえるとの情報なので、短時間で登るつもりでゴンドラとリフトを乗り継ぐつもりだったが、あまりのスキー客の多さに登山口より歩く事となった。
三合目の伊吹山高原ホテル前
途中三合目の伊吹山高原ホテルで昼食にカレーを食べる。今回、非常食程度の食料しか持ち合わせていなかったのでちゃんとした食事ができて安心した。このあと上の写真のスキー場をつきって山頂を目指す。ちょっと場違いのようだがしかたがない。
六合目付近からスキー場を見下ろす
視界は、途中何度かあったがあまりきかなかった。冬山では、これが普通だろうが、他に登山者がなく、赤旗もなければかなり不安になるだろう。ガイドブックには、八合目から九合目にかけて急なルンゼとあったが、いつのまにか急な斜面を歩いていた。雪は、表面が氷化して安定していたが、滑落したら止まりそうもないので、斜面上だったがピッケルを取り出し、万一に備える事にした。九合目に出るとなだらかな広い斜面となったが、視界がなく赤旗もないので、こちらの方がかえって危険を感じる。しばらくすると、山小屋風の建物があり山頂へついたことがわかった。登山口からちょうど3時間である。条件に恵まれほぼ夏山の標準タイムで登れたようだ。
山頂に立つ小屋
非難小屋のようだが、中は神社のようだった。
山頂の標識を見つけることができなかったのでとりあえず石碑を写真におさめた。
下りは、余裕があったので、竪穴の雪洞を掘って中でラーメンを食べる。吹雪いた中でピッケル1本で竪穴であっても雪洞を掘るのはそう簡単にはできないと感じた。