お客様がガイド登山に参加される際の目安として、『登山の目安』を「体力度」と「技術度」に分けて表示しております。
『登山の目安』の表示方法を変更いたしました。
変更理由 : お客様から、『登山の目安』についての質問を頻繁に受けています。そこで、所属するガイド協会のガイドが、ガイディングを行っている
サンサン山倶楽部のj表示方法と同じ内容にいたしました。
登山がはじめての方でも参加しやすいように、初心者向きのメニューも充実させていきますので、よろしくお願い申し上げます。
一般登山の場合
項目 | レベル | 1日歩行時間 | 標高差 |
体力度 | 1 | 平坦が多い | - |
2 | 4時間以内 | 800m 以内 | |
3 | 4 〜 6時間 | 800m 〜 1600m 以内 | |
4 | 6 〜 9時間 | 1600m 〜 2400m 以内 | |
5 | 9 〜 12時間 | 2400m 以上 |
項目 | レベル | 技 術 |
技術 | 1 | 体力があれば特に問題ない |
2 | 正しい歩行ができれば問題ない。登り下りの困難はない | |
3 | 急斜面の登り、下り、部分的な岩場、鎖、梯子がある | |
4 | 3点確保で部分的な岩稜の登り、下りができる | |
5 | 連続するやせ尾根の岩稜帯の通過ができロープ、アイゼンワークができる |
※ ストックについて
ストックの使用については、賛否両論ありますが、膝への負担軽減やバランスの保持を目的とした場合、有効な装備となります。
特に積雪期の登山では、ダブルストックがとても有効になります。無積雪期の登山には、ストックの先をゴム(ガムテープでとめる)で保護して、
自然環境に配慮しながら、積極的な使用を心がけましょう。
また、捻挫の場合などには、ストック2本で応急的な松葉杖の作成も可能です。